当社の取り組み(車両向けCFRP部品の製造)

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    当社では、車両向けのエアロパーツなどを製造しております。
    エアロパーツは美しい外観を重視する製品であるとのご要求を理解した上で、それを実現できるよう配慮しています。
    お客様より受領した図面に基づき、型の設計・製造から、CFRPの成形・加工・塗装まで、職人技による高品質の部品を提供しております。
    製造方法も少量の場合は簡易型(ウレタン型や樹脂ブロック型)を用いた安価なハンドレイアップ製法、数が多い場合や機能性を持たせる場合はプリプレグを用いたオートクレーブ製法とお客様のご要望に応じた使い分けが可能です。

当社の取り組み(耐候性樹脂開発)

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    当社の特徴の一つは、樹脂開発の技術力です。エアロパーツの事例では紫外線による外観劣化が課題でした。
    エアロパーツは表面を塗装していますが、カーボン繊維に含浸されている樹脂の外観劣化を完全に抑えることはできませんでした。
    そこで、樹脂が紫外線によって劣化するメカニズムに着目し、劣化を促進する2つの要因を阻害する機能を持った耐候性樹脂を開発しました。これにより従来の一般的なエポキシ樹脂の製品よりも耐候性のあるエアロパーツを実現しました。
    当社はこの他にも種々の機能性樹脂を開発しております。また、お客様の御要求に応じて新たな樹脂開発も可能です。是非ご相談ください。

当社の取り組み(高所作業車向けGFRPバケット)

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    電柱作業は高い場所かつ高電圧での作業がほとんどですが、高所作業車の作業員を載せるバケットがGFRPでできていることで、電源を切らずに作業することができます。
    当社では長年に渡って、その高所作業車用のバケットをGFRPハンドレイアップで製造しております。
    GFRP職人の技で樹脂の量をコントロールしながら(樹脂リッチになるとクラックが起こる)、均一で気泡を残さずに成形でき、強度試験、耐電圧試験をクリアした製品を実現しています。その職人の手によるバケットが社会インフラを陰で支え続けております。

カーボンエアロパーツの製造フロー

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    1. お客様より図面及び3Dデータ受領
    2. スーパーレジン工業にて型設計及び繊維の配向設計
    3. CFRP型を製造する為のマスター型製作(マスター型は1回のみ使用の為、樹脂ブロックの削り出し等を使用)
    4. CFRP型の製造(マスター型にプリプレグを積層しオートクレーブにて硬化)
    5. CFRP型にプリプレグを積層しオートクレーブにて硬化
    6. トリム・仕上げ 取り付け部のインターフェース部や不要な部分のトリミング加工
    7. 塗装:下塗り、中塗り、上塗りで一般的には3層から5層のコートを行う
    8. 検査:外観、寸法等
    9. 梱包、出荷

車両関連で活躍するCFRP

車両関連では色々な部品にCFRPが使用されています。
F1などのレース関連ではモノコックやボディは当たり前のようにCFRPが使用されており、強度と軽量と言った点でとても有効な素材がCFRPです。
そのレースで培った技術を一般車両向けに展開しているのがアフターパーツと呼ばれるエアロパーツです。
各メーカーが独自にデザインしたCFRPのエアロパーツが販売されていますが、単純にデザイン優先の物から機能性も付与したエアロパーツまで、幅広く存在しています。
そのような機能性を持たせるエアロパーツに関しては、数量にもよりますが型からCFRPのプリプレグを使用します。簡易型(ウレタンフォーム材や樹脂ブロック材)と比較すると高価にはなりますが、再利用不可能な簡易型と比べ複数個の生産に対応可能で、エアロパーツを成形する材料と同じ素材で型を作る事で熱膨張も同等となり軽量で寸法安定性もあると言うメリットがあります。ある程度の数量を生産する場合はCFRP型が良く使用されます。

自動車関連製品のご相談

自動車や特殊車両の部品・部材をFRP(CFRP/GFRP)への置き換えなどに関するご相談を承っております。

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