- FRPと日常
別れの季節
東京の坂浜本社工場周辺も桜が綺麗に咲く時期となった。
この時期は進学や卒業、転勤等の別れの時期でもある。
そんな寂しい別れは桜が散った頃では無く、満開の時期にしたいものだ。
入社当時から数えると30年の付き合い。
製造部へ配属されて出会った。
最初は近づく事も許されない存在で、
下手をすると大怪我になりかねない怖い存在。
入社から2年後にようやく一緒に仕事をする事を認められて
その後は共に生産活動に汗を流した。
深夜でも休日でも、いつも無理を言っても
無言で応えてくれて私が出来ない仕事をやりこなしくれた。
しかし過酷な環境は確実に身を削っていたのだろう・・・
そんな事も口には出さず黙々と仕事をやり切る姿も見納めだ。
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そんな製造部時代の戦友であるフォークリフトとも今日でお別れ。
流石に老朽化には勝てません。
傷だらけの車体がドラックに乗せられている姿は寂しいが、
30年間戦い続けた事は誇らしい。
桜はまだ散っていないので笑顔でお別れですね。
30年以上にわたりSRの生産に貢献してくれてありがとう。
お疲れ様!
スーパーレジンでのものづくりに生産設備はとても重要なツールである。
品質維持はもちろんの事、設備のスペックで精度にも納期にも影響する。
特に製品の大型化にともない大型設備を保有している事はスーパーレジンの強みであり、
それらの設備をフル活用する事で最終的にはお客様のご要望に対応する。
日々の点検やメンテナンスを確実に実行し大切に維持したいものだ!